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2006/02/25

海外携帯を使いたい Part4

輸入携帯電話を使う話ですが、調べると調べるほど難しくなってきました。
いろいろな認定方法や義務がありそれをどうするかでいろいろな方法があるからです。

そこで、少しずつ、順番に明確化していくことにしました。
大前提の中身と、現状を確認し、解決方法を探るためです。
これはあくまでも私個人が調べているだけで、法律の専門家でもありませんし、決定事項でもありません。
そのため、できるだけ予想や想像は省き、ほほ大丈夫だと思ったものだけを書きます。
しかし、間違いや思い違い・別の解釈などがあると思いますので、頭から信用しないでください。
また、違う箇所があればどしどし指摘して下さい。
また、先日のいただいたコメントでわかっている限りの内容も書きたいと思います。

まず、輸入携帯を使う上での大前提です。
よくわかる資料がJETRO(日本貿易振興機構)ジェトロにありました。

http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/importproduct_12/04M-030012

制度・規格・手続き情報

携帯電話の輸入について
Q.携帯電話の輸入について教えてください
A.
HS番号  852520020 852520030 

手続概要
 携帯電話の輸入には特に規制はない。ただし日本国内で販売するためには電気通信事業法、電波法の規制がかかる。
輸入規制
1.電気通信事業法関係
 携帯電話等の電気通信端末機器を電気通信事業者の回線に接続する場合、電気通信事業法に基づく端末機器の技術基準に適合しなければならない。適合認定は製造業者や輸入業者等が適合性を自ら確認し総務大臣に届け出るか、総務大臣の登録を受けた登録認定機関により認定を受けるかの方法があり、事業者の選択が可能となっている。認定を受けた機器にはその表示が義務づけられている。
2.電波法関係
 携帯電話等は「特別特定無線設備」にあたり、技術基準適合証明を取得すれば簡易な手続により免許(包括免許)を取得することができる。適合証明は製造業者や輸入業者等が自ら確認し総務大臣に届け出るか、総務大臣の登録を受けた登録証明機関により確認するかの方法があり、事業者の選択が可能になっている。証明を受けた機器にはその表示が義務づけられている。詳細についてはそれぞれ所轄官庁に問い合わせのこと。
3.資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)
 部品として使用されている小形二次電池は、同法の「再資源化製品」に指定されている。輸入販売業者の場合、使用済み小形二次電池の自主化回収・再資源化に取り組むことが求められ、分別回収に関して表示すべき事項が義務づけられている。
4.通関手続関係
 「輸入(納税)申告書」にインボイス、B/L、保険明細書等の関係書類を添付して税関へ提出する。税関における審査・検査及び納税の後、「輸入許可証」が交付される。

根拠法
 関税法
 関税定率法
 電気通信事業法
 電波法
 資源の有効な利用の促進に関する法律

調査時点 2005/03

これは輸入販売・使用に関してですが、4つのポイントがあります。
1番目は端末機器の技術基準適合認定制度です。
http://www5.cao.go.jp/otodb/japanese/houseido/hou/lh_9999-64.html
2.は電波法による適合表示義務です。
3.は経済産業省の管轄の「資源有効利用促進法」です
http://www.env.go.jp/recycle/recycling/recyclable/gaiyo.html
指定表示製品により、2次電池の分別回収の促進のための表示を行うことが求められています。
4は輸入におけるインボイスの申請です。

今回の目的が、個人での海外携帯の利用なので、輸入業者・販売は省きます(輸入業者になるとさらに複雑な法律の関係が出てきます)
そうすると、3番と4番は消費者には対象外の話なので省きます。702nk

問題が、1番目と2番目の総務省と経済産業省の関連お話です。
しかし、内容は同じことを言っており、適合認定を受けてその表示義務があるということです。
また、携帯電話には同時に比吸収率(SAR)認定も必要です。
702nkには当然適合表示があります。
http://www.kanto-bt.go.jp/re/seido/index.html
http://www.tele.soumu.go.jp/monitoring_qa/index.htm

ここで先日いただいたコメントの件ですが

包括免許での運用ですが、これはやはり運用する電波の免許制度のことで、使用端末は別の話になってしまいます。
事業者である、ドコモやボーダフォンが免許を持っているので回線をそれらのSIMで使うか、海外SIMでローミングする分には問題ありません。
http://www.hokkaido-bt.go.jp/C/C14/c140926a.htm

MRA法による相互認証の話ですが、私も最初その可能性があると思っていました。
しかし、調べてみるとぜんぜん違いました。

相互承認(MRA)について020222_1_03
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/mra/mra1.html
http://www.soumu.go.jp/menu_04/s_hourei/gaiyo/020222_1.html

中身をよく読むと、日本の企業が海外に輸出するときに、海外現地で認証を知る手間と時間を減らすため、日本国内で認証して海外にそのまま輸出するためのものです。そのため、日本で認証したものは海外で認証扱いになりますが、逆の海外認証品は日本国内では別途日本国の認証申請が必要になっています。
総務省にある絵をよく見るとわかりますが、相互認証実施後は、輸出だけの片方向の矢印になっています。これは、日本が電気製品の圧倒的な輸出国でその手間を省くためのものですね。

逆に輸入に関してはCEマーキング品でも相互認証(MRA)をふまえた認証登録と、認定マークの表示義務が発生します。 もしかして、海外で日本の適合認定を申請してシールを張ればいいのかもしれませんが、そういう話は見当たりませんでした。

無線機器基準認証制度について良くある質問(FAQ)
Q10,Q15により海外で相互認証されていても判別のために適合表示が義務ずけられています
http://www.tele.soumu.go.jp/j/equ/tech/faq.htm

ちなみに、いままで相互認証(MRA)による携帯電話の登録はモトローラの「A835」だけみたいです。
これは、ドコモの国内ローミング時のレンタル機になっています。
http://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=jk01&NAM=&NUM=&FOM=&ERA=1&YAR=&MON=&DAY=&RAD=02-11-03&TEC=6&TEC=7&SK=6&DC=100&SC=1

よって、ヨーロッパで認定してCEマークとは別に日本の認定マークは必需になっています。

そこで、どうしたら輸入携帯電話が適合認定を受けて携帯電話に認定マークをはれるかです。giteki_new
一般的にTELECといわれるロゴと認定番号のシールが着いていないといけないわけです。
また、適合認定は携帯電話本体のほかに、付属機能のBlutoothや無線LANも機能がついていれば適合認定が必要です。
逆に言うと、輸入携帯は海外の認定ロゴと番号はついていますが、日本の認定シールは着いてないので、表示義務違反に当たるわけです。
海外携帯はBlutoothは大体ついており、これからは無線LAN機能がついている機種が増えてきます。
そのため、実際の機種として、ノキアの6630とE-61とよくあるデジタルコードレス電話電話機を具体例にして考えていきたいと思います。
正規の手順だと工業用で、大量商品のケースになるので、認定試験だけで100万以上かかるみたいです。
(携帯電話の認定検査で100万円以上と聞いてそのほかは聞く気になれず確認していません)
個人使用が目的なのでせいぜい1万前後での認証手数料しか考えていません。
そこで、いろいろ方法がないか確認しながら調べていきます。それらしい方法があるみたいですが、確定ではないし、法的に適正かわからないので、はっきりしたらまた書かせていただきます。

しかし、個人で認証マークがとることができる可能性は10%くらいの感触ですね。あまり期待しないでください。

そこで、ノーマルの6630をお持ちの方がいれば認定マークの部分を見たいので、写真を送ってくれませんか?どういう認定がされているか、違いを見たいと思いますので。もしかしたら、いいヒントになりそうです。

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コメント

6630/702NK,6680/702NKⅡの認定マークの比較画像ご提供可能です。ご連絡下さい。
※製造月が同じ702NKでも一部表示が違いますね。
認定関係では無いと思いますが…

投稿: naka3 | 2006/02/26 23:49

コメントありがとうございます。
sensor15です。

認定マークの写真をメールで結構ですから是非お願いします。

投稿: sensor15 | 2006/02/27 00:15

記事を見ていてふと思ったのですが、
台湾のPHSキャリアである大衆電信が自社端末を利用しての日本でのローミングを行っていますよね。
PHSだとSIMではなく端末での契約となるので、サービスを利用するには台湾で販売されているPHSを日本に持ち込むしかないとなってしまうのですが、
向こうのPHSには日本の認定マークがついているんでしょうか。
(殆どの端末が日本メーカーなので付いていてもおかしくはないですが)

PHS端末は免許不要といっても適合認定は必要ですし、難しいところですね(笑)

投稿: salami | 2006/03/15 18:34

上の書き込みの後、少し調べてみました。
大衆電信の販売するローミング可能なPHSに関しては、
しっかりTELEC等の認証を申請して通過していますね。
ということは、認定マーク付きで販売してるということですか・・・

投稿: salami | 2006/03/15 18:47

コメントありがとうございます。
携帯電話は法律上の関係が難しく、調べていくうちにいろいろとわかったこともあります。
確認できれば、海外携帯が日本で堂々と使えるようになるので、あきらめずに少しずつ調べているとこです。

投稿: sensor15 | 2006/03/16 06:10

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